事務職だって、利益に貢献できる!価値のある仕事にするのはじぶん次第

こんにちは。あやのです。今日は「事務」について考えてみました。

ところで、あなたもこのようなことを言われたことはないでしょうか。「事務は楽でいいよな。空調の効いた部屋でのんびりやってりゃいいんだから」 

・・・確かに、体力はあまり使わないかもしれないけど、脳は疲れ心はすり減ることも少なくはありません。パソコンを使うことが当たり前の今、肩こりと視力低下は避けられないから健康を維持するのは大変なんだよ!って言い返したくなりますね。

おっと! 愚痴っぽくなってしまいそうでいけませんね。

PCを操作する女性

   

事務の仕事は多岐にわたる

さて、事務業務(オフィスワーク)といっても、様々な業務があることは、ご存じでしょうか。

求人情報を見ていると、「経理事務」「一般事務」「総務事務」「企画事務」「営業事務」などに分類されています。固定的な役割ではなく幅広く社内の問題に対応したり事務的な作業をするということで「「部署アシスタント」という表現をしていることもあるようですね。

事務業務はパソコンを使っての単純作業のイメージがありますが、設計のアシスタント、webサイトの更新や簡単なバナー作成、広告を出稿するなど、やや専門的な知識やシステムツールを使ってデスクワークをすること、社内で営業社員のフォローとしてお客様と直接コンタクトをとる仕事もオフィスワークです。

経理と事務のまなび塾では、オフィスワークを事務業務ととらえ、経理(お金に関する処理)と一般事務(文書作成やデータ整理)に携わる初心者の方に向けて、マインドにかかわる話題や、基本的な事をまなぶことができる場を目指しています。

   

収入を得なくてもできる利益貢献

事務職は、直接会社のサービスを提供してお客様と接するわけではありません。

仕事を頑張れば売上になるわけでもない。とはいえ、現場で頑張っている人が働きやすくするために、間接的にお客様の役に立てるよう事務処理の面から会社内を整えることで利益に貢献ができます。

例えば、お客様からかかってきた電話。自分の部署が対応する内容ではなかったとしても、まずは預かり適切な部署へ取り次ぎをした結果、お客様が喜んでくれた。

このような小さな積み重ねが信用となってずっと取引を続けてくれる、新たにお客様になってもらえる可能性もあります。対応が悪くてお客様が離れてしまうこともあること思うと、ほらちゃんと利益に貢献しているでしょ。

   

利益貢献できる事務職を目指そう

「売り上げをあげない管理部(事務)は、価値が無い」という言われ方をしますが、形や方法は変化しても事務という仕事は少なからず発生します。「人間」にしかできない部分も減っていくにしても、まったく無になるわけではないと思います。

ただ入力作業や伝票の整理、雑用だけをしていればいいわけではなく、情報を整理・分析したり、すぐに取り出せるようにしておく。社会や時代の流れを感じて、積極的に提案したり、無駄を省き効率化することは常に意識したいものですね。

形としては見えにくくても、縁の下の力持ちとして誰かが事務処理をしてくれるおかげで会社は回っています。

「この会社で、自分の役割は事務です。事務を極め会社に貢献する」って、言い切っていいんです。

ぜひ、誇りをもって日々、自分自身の価値を高めることを意識して、「小さな学び」をコツコツ積み上げていきましょう。

まとめ

そうそう、自分の仕事に誇りを持ち、失敗しても経験に変えて成長していきたいと思うあなた。ぜひ、自分なりに仕事をする上で「大切にしている●●」を、書き出してみませんか。

例として、長年会社で働いてきた経験から得たことや気づき、これまでに出会った人から教えてもらったことの中から素敵だなと思う考えや意識についてご紹介します。意識が良い習慣を生み、それが仕事のスキル向上に役立つと私は考えています。

長くなってしまうので、続きは別の投稿で。よろしければご覧ください。

つづき:オフィスワーカー「8つの心がけ」①時間のお話 >>

ここまで読んでいただきありがとうございます。 

あやのはるか