【本の紹介】人生を最高に旅せよ 

こんにちは。あやのはるかです。 難しい、眠たい、面白くない、自分には関係がない世界だと思っていた哲学。去年から、ふとしたきっかけで哲学ってどうなんだろう?と思いました。

手始めに読んだのが中谷彰宏さんの「眠れなくなるほど面白い哲学の話」でしたが、今日は、違う本をご紹介したいと思います。

この本は、10章で構成されており、それぞれのテーマに沿った言葉が合計179個書かれています。「現代人のためになるものを選別して編纂した」と訳者が書かれている通り、100年以上前に書かれた言葉なのに全く古さを感じません。今の自分に響く言葉、深く考えるきっかけとなる言葉、ドキッとする言葉がたくさんありました。

たとえば、今日、適当にパッと開いて飛び込んできた言葉はこれでした。

脱皮して生きていく …(省略)…人間も全く同じだ。古い考えの皮をいつまでもかぶっていれば、やがて内側から腐っていき、成長することなどできないどころか、死んでしまう。常に新しく生きていくために私たちは考え方を新陳代謝させていかなくてはならないのだ。『曙光』

超訳 ニーチェの言葉 (三)生について 034 より

静かな場所でゆっくり読んで、深く考える時間を持つことで、旅をしている気分になる本です。 この本で、はじめての哲学に少し触れてみませんか?

   

書籍情報

超訳 ニーチェの言葉(大活字版)

フリードリヒ・ヴィンヘルム・ニーチェ(白取晴彦訳)/ディスカヴァー・トゥエンティワン ¥1,600

目次

はじめに

  • 己について
  • 喜びについて
  • 生について
  • 心について
  • 友について
  • 世について
  • 人について
  • 愛について
  • 知について
  • 美について