これからも事務職として働くために大切にしたいこと

こんにちは。まなび塾のあやのはるかです。

数年前から「これからの時代 未来に存在しなくなる職業」「ロボットやAIに置き換えられる仕事」という内容の記事や情報を見かけたるようになりました。

便利なシステムの登場やAIの進化について知れば、仕事の効率が上がり負担も軽くなるとうれしく思うと同時に、自分は必要とされなくなるのではという不安と恐怖が生まれる。新しい知識を得ることは楽しいけれど自分に習得できるかどうかも不安です。 元気なのに、働く場所がなくなる・・って、今から何をすればいいの?って、思っている方も多いと思います。

不安を、希望に変えていく勇気を持ちたい。今日はそんなあなたに届けばいいなと思いながら書きいています。

   

時代の流れを感じてまず受け入れる

2020年は、コロナの影響で急激に多くの会社でオンライン化・システム化・リモートワークの導入が進んだようです。

私が働いている会社でも、リモートワークが導入されてオンラインで完結できるシステムへの移行が始まっています。平均年齢が高いせいか、オンライン化のメリットや利便性を理解できない人もいて、現状を変えたくない理由見つけて従来の方法に固執する人も高い割合でいたりします。

何度教えても覚えない(覚える気がないのかな?)とか、聞く耳を持たないとか、興味すら示さないという困ったちゃんとはできるだけかかわりたくないのですが、協力してやらなければいけないことは根気よく伝えていかなければなと思います。

これからの時代、能力やスキルを持っているかどうかでなはく、年齢などを言い訳に流れに乗ろうとしない人が、どんどん仕事の幅が狭まり取り残されていくのではないかと感じています。

とはいえ、私も半世紀以上生きているので、物事の理解スピードは遅くなってきました。できれば慣れた環境でのんびりしたいのが本音かもしれません。

そんな私でも、できることといえば・・

これまでに見たことも聞いたことも触ったこともないことを避けるのではなく受け入れて、少しでも興味をもってみるようにすることです。

人によっては、時代の流れに乗ること自体が苦痛で大変なことかもしれません。せめて、時代の流れを感じたら拒否したり逃げモードになるのではなく、まずは受け入れてみれませんか? 

時代の流れにまずは乗っかってみてほんの少しでも前に進んでみる、好奇心を持って新しいものにワクワクする自分でありたいですね。

   

オンラインツールは、可能な限り試してみる

これまで、自分の範囲内で工夫して効率よくやっていればよかったことも、新しい技術や道具が出てきたら、試すなりどのようなものか調べるなりということは必要。どんどん新しいものが出てくる今、すべてを試すことは大変ですが、何か一つの種類(例えば請求書作成に関するシステム)に絞って毎日少しずつでも使ってみることをお勧めします。

使うシステムが違っても、システムの目的が同じならチリも積もれば山となり、気が付けばずいぶんと成長した自分になっていることでしょう。

いろいろ触っているうちに、意外と簡単だとか、面白いと感じるようになればしめたもの。どんどん使えるようになって、今度は人に教えたくなってきますよ。また、使っていくうちに、自分の業務との相性や、今本当に必要なものがわかってくるのではないでしょうか。

オンラインで使えるシステムに詳しくなり、問題なく使いこなせるという力はこれからはどんどん必要になってくる。けど、どの程度のことを身に着ければいいのかは実現したい仕事のゴールによるかと思います。

一つのことに対して深く知識やスキルを身に着ける前に、「無料お試し」を使って広く浅く、少しずつ触ってみましょう。

深く理解しようと最初から頑張らず、いろいろ使ってなれる。「これ!」というものに出会ったら、仕組を深く理解するように心がけ、応用的な使い方も考えられるようになるでしょう。

さて、今日から何を試してみましょうか(^^♪

  

資格取得や検定試験の勉強は、知識の確認目的で

何をすればいいのかわからないときは「何をしたいか」、どうすればいいのかわからないときは「どうしたいか」。この2つを自分自身に問いかけて、導き出した答えに素直に従ってみることからまず始めてみませんか。

新しい資格に挑戦することも素敵です。

また、以前取得した資格の勉強をもう一度やるというのもいいですね。実務をするうえで、知識のブラッシュアップは時には必要。いま、どのレベルの知識を維持しているのか、また、古くてもう使っていない知識はないかということを確認するために勉強する。試験に合格する目的ではなく勉強することは、肩の力が抜けてきっと楽く学べる。

私は簿記の勉強をしていた時期がありますが、気が付けばもう15年くらい前のことになります。当時と比べて、法律も改正になっていますし、検定試験の範囲も変わってきています。

昨年、書店で何気なく簿記検定の本を手に取って大きく変わった部分があることを知りました。

物を仕入れて販売して収益を得るというビジネスだけではなく、形のないもの=サービスを提供するビジネスが増えてきたことから、売上と同じ意味の勘定科目で新たに「役務収益」、また、その収益に関する原価は「役務原価」という科目で処理をするということ。サービスの提供が終わっていない収益部分は仕掛品に振り返るとか、商業簿記と工業簿記が混ざったような処理をするんだ~と。

残念ながら、今後経理としてのキャリアを積む予定はないので、簿記の学び直しはやめました。今年から数年かけて身に付けていきたいテーマは、プログラミング。夢は、60歳のプログラマー?(笑)

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

まなび塾 あやのはるか